日別アーカイブ: 2015年6月10日

転校 ストレス かんたんケア

転校は本人が意識する以上に、ストレスのあることかもしれません。

了解を得たので少しケースを書きたいと思います。
幼稚園を冬に変わられたお子さんをお母さんが行動がおかしくなっているとつれてこられました。
お母さんは心理的逆転(したいと思ったことと別の行動をする、自分に不快な選択をする)や、幼少期のストレスをリリースする大切さをご存じで、言語でアプローチせず、心身体に聞いてワークするライトモードが最適と判断されたとのことでした。

キネシオロジーをつかって、身体のサインを読み解いていくと、確かに経絡の反転などが起きていました。
どうして心理的逆転(経絡の反転)が起きているかを調べたところ、以前通っていた幼稚園と新しく通い始めた幼稚園では色々な違いがあり、
「これでいいのかな?間違っていないかな?」
と新しい環境に適応するために繰り返し自分に問うことがきっかけになっていました。
長く幼稚園にいると頭が痛くなるとのことでした。

細やかに心身に聞きながらワークを進めるとタッピングの回数が多く、ワーク量は大人なみでした。(通常こどもさんのワーク量は大人より少ないです)
途中からは、すっかり表情も明るく柔軟になり、お母さんも本来の姿に戻ったと喜んでいただきました。
本人も嬉しくなった様子で、セッションルームを動き回り、遊ぶようになりました。
現在は4月から小学校に入学して、「学校が楽しい」と元気に通っているそうです。

ストレスが高い状態が続くとお子さんもお母さんも大変です。
専門家と共にワークできたら楽にリリースできると思いますが、すぐに相性の良い専門家に会えないこともあります。
そんなときはまず、ご両親や身近な方がタッピングしてあげるのもよいかもしれません。

空手チョップポイント(手の小指付け根下、少しくぼんだところ)をかるくトントンタッピングしながら
「学校変わって大変だけど大丈夫」とか
「新しい学校疲れるけど大丈夫」
「まだ慣れてないけど大丈夫」 
など
基本は「~ だけれども、大丈夫」で、応用するといいです。
(~にストレスに感じていることを入れる)

毎日ちょっとずつストレスをリリースすると、健やかに暮らす助けになると思います。